09年3月26日に行われた「ぐんま派遣村」と その後の地域派遣村の情報を発信していきます
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harada
ぐんま派遣村では事務局の一員としてみなさまに大変助けられました。
今度は経験をそれぞれの地域で活かしてもらえればと思っています。
地域独自の「派遣村」を創っていってほしいとの立場からお手伝いしていきます。

本業は、病院事務です(確か・・・)

グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年03月27日

おおた派遣村明日開催

おおた派遣村が、明日 28日日曜日10時~開催されます。
会場は過去2回と同じ天神公園です。

相談はもちろん、
当日の飛び込みでのボランティアも募集しています。

詳細はおおた派遣村実行委員会

090-2917-8188
otahakenmura@yahoo.co.jp

までお問い合わせください。   


Posted by harada at 12:08Comments(0)おおた派遣村

2010年03月01日

派遣村のその後

県内派遣村の取組その後の情報です。

ぐんま派遣村
 「派遣村」としての直接の行動の予定はなし。
 継続して相談を受け付けています。

おおた派遣村
 3月28日(日)に第3回目を開催予定。
 相談も随時受け付けています。

高崎地域 
 ハローワーク前にて月1回(第4火曜日)に炊き出しとなんでも相談会を行っています

利根沼田地域
 派遣村再開について検討中

北毛地域
 支援物資(主に米など)が一定集まった場合に配給をする
 *現在は長野へ支援物資を送っている

ぐんま派遣村事務局で掴んでいる情報は以上です。
電話やメールでの問い合わせは随時受け付けていますが、返信先を登録されない問い合わせも多いので相談に乗ることが出来ません。
特にメールで相談される場合は、必ず返信できる方法で相談して下さい。

*ぐんま派遣村は公的な機関ではありません。
 「相談すれば何でも解決する」とは行きません。
 ・どこにどう相談すればいいか、どんな解決法があるかなどのアドバイス
 ・行政への相談への付き添いなど人的な援助
 ・当面の緊急避難的な援助
 などを行っています。

最終的には相談者の「現状を変えたい」という強い意志がなければ事態はなかなか改善しません。
私たちの出来ることはちょっとしたお手伝いでしかないのです。  


Posted by harada at 12:14Comments(0)派遣村

2009年11月21日

おおた派遣村ふたたび!!

12月の5日・6日の二日間
おおた派遣村が再開されます。

5日(土)12時~15時 炊き出し 太田市天神公園内浜町会館にて

6日(日)13:30~16時 何でも生活相談会 太田市浜町勤労会館にて

2日で場所と時間が違いますのでご注意くださいm(_ _)m

当日ボランティア・カンパも募集します。

このブログをごらんになった方は、ぜひまわりの方にも広げてください。

詳細連絡先は
おおた派遣村実行委員会
090-2917-8188
otahakenmura@yahoo.co.jp

までお問い合わせください。  


Posted by harada at 12:44Comments(4)おおた派遣村

2009年07月09日

伊勢崎派遣村開催

7月8日10時から
「いせさき・さわ派遣村」が132名のボランティアの参加で開催されました。
伊勢崎市・玉村町と行政からの後援を受けて行ったことは今までの派遣村と違う所です。
行政関係者からは
「本来なら行政が行わなければならないことを代わりに行ってもらった」
と挨拶を頂いたそうです。

相談者は 71名 うち生活保護申請は 22名
健康相談は29名でした。

当面 8月一杯は電話(090-4457-2033)で相談を受け付けることも決まりました。  


Posted by harada at 10:17Comments(0)地域派遣村

2009年07月02日

派遣村の状況

おおた、利根沼田の派遣村が終わりました。
新聞紙上で見た方も多いと思います。
いづれも、非常に深刻な状況が改めて浮き彫りになりました。
この現実を行政がどう受け止めるのか?
この状況を知った市民はどうするのか?
これからの課題ではないでしょうか

それぞれの派遣村実行委員会はまとめの会議を開きます。
詳細は会議を受けてから改めて書き込みますのでお待ちください。

なお、
利根沼田派遣村実行委員会事務局会議は7月3日(金)
おおた派遣村実行委員会は7月7日(火)
それぞれ開催されます。   


Posted by harada at 19:33Comments(0)派遣村

2009年06月28日

速報!(訂正)

おおた派遣村
相談者 150名 → 120名 生保申請手続きは39名
ボランティア 200名以上

利根沼田派遣村
相談者  30名
ボランティア 100名以上

いずれもお昼までの結果  


Posted by harada at 15:02Comments(0)地域派遣村

2009年06月28日

本日2カ所で開催!

本日午前10時から
おおた派遣村が太田市浜町天神公園にて
利根沼田派遣村が沼田市十王公園にて
それぞれ開催されます。

ボランティアの集合は9時からですが都合の付く時間に現地受付に集まってください

私はこれから沼田に行ってきます!
  


Posted by harada at 07:16Comments(0)地域派遣村

2009年06月26日

いよいよ今週末2箇所で開催

今週末の28日に、沼田市と太田市で派遣村が開催されます。

先日も、事務所に連絡がありました。
「昨年派遣切りにあったけど、税金の通知がきてどうしたらいいか困っている」と。

また別の日にも、
「今月中に仕事が決まらないと、今のアパートを出なければいけない。
 面接の結果次第では相談に乗ってほしい」と

いずれも28日の派遣村をご案内しました。

年末まで働いて職を失った方の多くが、のこ6月一杯までは「失業手当」が支給されています。
しかし、7月からは職が見つからないのに支給が止まってしまい、アパートを出なければならない
と言う人が増えています。

派遣切りの影響が出てくるのはこれからが本格的のよう・・・

社会全体で支える仕組み(もちろん最大の責任は国であることが前提ですが)が早急に必要になります。  


Posted by harada at 22:40Comments(0)地域派遣村

2009年06月25日

地域派遣村記者会見



本日6月25日、群馬県庁内刀水クラブにおいて
地域派遣村開催の記者会見を行いました。
ぐんま派遣村の長谷川事務局長、
利根沼田派遣村から呼びかけ人の穂刈清一さん、
いせさき・さわ派遣村の梅沢事務局長
おおた派遣村実行委員会にさんかしている原田の4人が参加しました。

長谷川事務局長からは
ぐんま派遣村以降、40人を超える人の生活の建て直しを手伝ってきたこと、
こういう時期だからこそ地域での派遣村が必要であることの説明があり
各地域の取組の紹介がされました。
利根沼田では、既に4人の方の生活保護に結びついていること
いせさきさわでは、地域の見回りを強めていること
おおたでは、ホームレスの実態やぐんま派遣村の相談者がボランティアに参加してくれることなどの紹介をしました。

記者からは
炊出しの内容や、生活保護に結びついた方がどうなっているかなどの質問も出されました

派遣村はあくまで臨時の生活救済であり、行政の責任で仕事につかせることが重要であることが改めて強調されました。

当日は必ず取材に行きますという記者もいて、しばらく新聞から目が離せないです(w  


Posted by harada at 15:10Comments(0)地域派遣村

2009年06月24日

利根沼田派遣村だより

利根沼田派遣村だよりより抜粋

「年休?・・・私らはもらえると思いませんでした」
 沼田ハローワークへ仕事探しに来た若者の話です。
この人は期間工として何度も契約を更新して働いてきた会社で
年休など取れば首にされてしまうと思って我慢するしかなかったのだそうです。
「毎日6時間以上働くと雇用保険に入れ分けだけど・・・」と言う話には
「それは知りませんでした。説明も無かったし・・・」

「28日は手伝いますよ!」
 こう話すのは「利根沼田派遣村」のポスターが円となって生活再生の一歩を踏み出すことができたOさん。
それまで入っていた「老人ホーム」を出なければならなくなって、
旅館生活をしながら役所に相談したのですが、らちが明きません。
年金はわずか、身寄りもない、貯金は減ってくる。
そうした中で見かけた派遣村のポスターをメモしていたら、
「なにか困っていることがありますか?」と声をかけられたそうです。
翌日、大東沼田市議が相談にのって、アパートも決まり、生活保護の申請も受理されて、
ようやく生活のめどが立ったのでした。

Oさんのほかにも数人から相談を受けて、そのうち3人は当日まで待てないということで同じように対応。
明かりが見えて決めいます。

今後の活動
①宣伝と救援パトロール
 22日から27日毎日、午後1時半より沼田市横塚町42-1 沼田民主商工会(0278-23-3851)に集合

②前日の準備
 27日(土)午後3時より 沼田民主商工会へ集合
 テント、机、いすなどを用意します。

③当日は、十王公園に集合です
 ○実行委員の集合は8時です。ボランティアの方も可能であれば8時にお願いします。
 ◎仕事の振り分けや説明は9時から行います。ボランティアの方で朝から参加可能な方は9時に集合して下さい。

   


Posted by harada at 19:49Comments(1)利根沼田派遣村

2009年06月17日

沼田からのSOS

利根沼田派遣村の行動が始まってからすでに3件の相談が寄せられているので紹介します。

ケース1 70歳男性
今年3月に県内のホテルで突然解雇され、寮も追い出される。友人を頼って沼田へ。
その友人から「助けてやってほしい」と連絡が入る。
突然の解雇のため、本人に「解雇手当を請求する」ことを勧める。
この結果、4月分の賃金を獲得することが出来た。
その後、住所なしのまま生活保護申請をし、受理される。
6月11日、住まい確保。「生き返ったようだ」と安堵し、喜びを語った。

ケース2 39歳男性
「10年前までは働いていたが交通事故で歩けなくなる。
事故後の治療は充分に受けることが出来なかった。」
収入なし国保証なし。たった4.5畳一間で布団の上で暮らしていた。
吐血し呼吸困難で倒れている所を母親が発見。救急車で前橋へ。
手術し、一命は取り止めるが、所持金が無く70万の医療費は未だに払えず。
もう死のうと思い母親に相談。母親もホテルで派遣で働いているが、経済的に限界に来ている。
母親から相談あり。5月末生保申請し受理される。6月始めに保護費を受領

ケース3 42歳男性
過ちを犯し、服役中に病状悪化。出所したが周囲に頼る所がない。食べるとすぐに嘔吐する。
「なんにも食べられない。もう5日も胃袋には何もない。」
下痢が続いていた。
「ゆっくり眠れる所がほしい」と本人から連絡あり。
生活保護申請し受理される。同時に病院の手配をして、受診した。  


Posted by harada at 20:22Comments(0)利根沼田派遣村

2009年06月13日

おおた派遣村は何のため?

おおた派遣村ニュースより抜粋。

派遣村は何のため?

そもそも私たちが派遣村に取り組む目的は、大きく次の点にありました。

○地域の雇用悪化や貧困の実態を把握し、その実態と背景にある問題の解決の必要性をアピールしていく。

○切迫した事態にある生活困難者に対する緊急の支援・相談を行っていく。

○多くの主権者の参加によって、自治体と一体となって、生活者の暮らしや健康を守る施策づくりにつなげていく。

ボランティア(事前・当日とも)、募金はまだまだ募集中です。
ご協力をよろしくお願いします。


  


Posted by harada at 10:51Comments(2)おおた派遣村

2009年06月12日

利根沼田派遣村 6月28日開催


5月23日
林浩安氏(慶福寺住職)
都築靖氏(利根保健生協理事長)
穂苅清一氏(特定社会保険労務士)
加藤貴氏(利根労会議議長)
安達忠夫氏(埼玉大教授)、ほか9氏の呼びかけで
利根沼田労働組合会議や新日本婦人の会沼田支部、利根沼田革新懇などの団体や個人が参加し、
「利根沼田派遣村」実行委員会が結成されました。

実行委員長に穂苅清一氏、
副実行委員長に都築靖氏、林浩安氏、
事務局長に大坪進氏(利根沼田革新懇事務局長)、
事務局次長に持田宗武氏(利根労会議書記長)が選ばれました。

「利根沼田派遣村」は、沼田市の十王公園で、6月28日(日)、午前10時~午後4時まで開くことになりました。

「利根沼田派遣村」では、派遣切りなど労働相談や生活相談、健康相談、炊き出しなどをおこなう予定です。
50人のボランティアと50万円の募金を呼びかけています。
事務局は、沼田民商事務所内に置きます。
電話は、23-3851、Faxは、23-3531です。
緊急連絡用携帯電話は、090-4452-3959です。

  


Posted by harada at 17:11Comments(0)利根沼田派遣村

2009年06月12日

重大!!捨てられたホームレス??

引き続き、「おおた派遣村」実行委員会のパトロールが週末に行われます。
13日・14日は13時半から、15日・16日は午前10時から

19日・20日・21日も行動を行います。

いずれも
太田協立病院(太田市石原927)へ集合して下さい。

少しでも興味を持った方はご連絡ください。

 otahakenmura@yahoo.co.jp 

「おおた派遣村」ニュースNo4より抜粋

Cさん(60歳男性)
夜の地域見廻り行動にて、公園内在住(同じ場所に計五人在住)の男性より
「何とかしてくれ」
と、隣で布団に横たわりほとんど身動きしない男性を紹介された。
一週間前に太田駅前のドンキホーテにいたところを警察に保護され、
モナカ二個とカップラーメンを食べさせてもらった後、
この公園に連れてこられ、置いていかれたとのこと。
左半身に麻痺がありほとんど動けず寝たきりの上、
記憶障害があるらしく「頭がおかしくて一時間前くらいのことも忘れてしまう」と。
至急、手だてをして明日対応すると約束。
翌日の昼、弁護士や市議に事前相談した上、
「派遣村」実行委員三人で再度出かけた。
救急隊を要請し対応してもらうも市内救急指定病院全て断られ、
太田協立病院へ搬送、入院となった。

Dさん(50台男性)
Cさんの対応で救急車を呼んだ直後、
同じ場所で近くに寝ていたDさんより
「実は自分も調子が悪い」と。
一年程前から現在のようなホームレス状態となり、
最後に医療機関を受診したのは一年以上前。
尋常性乾癬と言われたとのこと。
全身の皮膚がガサガサにヒビ割れ、ささくれだっている。
痛くてあまり動けないと。
救急隊の到着後、
受け入れ先病院を探すも市内救急指定病院から全て断られ、
太田協立病院へ搬送、入院となった。

この国は「経済大国」では無かったのか??
目を覆うような悲惨な現実を突きつけられました。




  


Posted by harada at 16:58Comments(0)おおた派遣村

2009年06月11日

おおた派遣村NEWS

おおた派遣村のニュースを紹介します。

ご連絡くだされば、原稿をお送りします。(word)

創刊号


第2号


  


Posted by harada at 17:23Comments(0)おおた派遣村

2009年06月11日

おおた派遣村行動!

おおた派遣村の様子が届きましたのでお知らせします。


去る6月6~7日に「おおた派遣村パトロール」が行われました。
行動の前に、事務局長から
既にまき始めているビラを見ての相談が2件入っていることが紹介されました。
また、直接は参加できないが協力したいと、旗や腕章を作ってくれる方も現れました。

6日は13時30分に集まり、主にポスターとチラシを持って商店街や官庁街へ。
ネットカフェやお寺、教会なども回りました。
7日はさらに宣伝カーを出して地域を回りました。

2日間の昼の行動で訪問した先は70箇所、ポスター100枚、チラシ800枚をまくことが出来ました。

「回った所で断られた所はなかった」
「大型店では対応してくれた人が派遣だったりパートだったり。それでも正社員に聞いて見ますと快く引き受けてくれた」
などの感想が交わされました。


  


Posted by harada at 17:18Comments(0)おおた派遣村

2009年06月02日

地域派遣村の動き

ぐんま派遣村が開催されてから2ヶ月がたちました。
まだまだ、皆さんからの情報や相談が寄せられています。
相談にはすぐに答えていますが、寄せられた情報にまで手が回らない状況もあり、大変申し訳ありません。

さて、
この間、地域での「派遣村」開催の準備が着々と進んでいます。

(太田で行われた実行委員会の様子)

準備を進めているのは、太田・伊勢崎・沼田の3ヵ所です。
日程も太田・沼田は6月28日(日)で決定。
伊勢崎は7月8日(水)で調整中です。

高崎では直接の相談活動あはありませんが炊き出しを行う準備が進んでいます。

あらためて多くの方々のご協力を呼びかけさせていただきます。

ぜひお力をお貸しください。

詳細は随時あげていきます。  


Posted by harada at 17:37Comments(0)地域派遣村

2009年04月28日

「ぐんま派遣村」のまとめについて

「ぐんま派遣村」のまとめについて
ぐんま派遣村実行委員会 事務局長  長谷川彰

 新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 このたび3月26日(木)に行われました「ぐんま派遣村」についてきまして、多大なご尽力を賜り、お陰様をもちまして、当日は105名以上の相談者とボランティアは329名の参加、当日集まった募金も当日だけで95万にも上りました。その後のフォローで、生活保護申請も32名となり、ほぼ承認され、新しい生活のスタート台に立った状況も生まれております。なかには、「3年ぶりに路上生活から解放され、大変嬉しい」との感想も寄せられております。行政からは生活保護の「一時扶助費」として「冷蔵庫・洗濯機、布団など」も支給されました。しかし、その一方で、生活物資はこれから揃える、仕事探しは今後の課題など、様々な課題も山積しています。

 4月24日に行いました「第3回派遣村実行委員会」で以下の成果と次の事を決めました。
今回の「ぐんま派遣村」を行ったことで、貧困問題とその解決の必要性をアピール出来ました。また、地域でのきっかけづくりにもなりました。一番は、住所不定や前橋公園を住所のまま生活保護申請を30名超える人が行い、住宅も確保し、人間らしい生活のスタートにやっと立てた方々が生まれたことです。
 「ぐんま派遣村」実行委員会として、4月14日には群馬県健康福祉課(保護係)と群馬労働局(企画課・職業安定課)にも報告と要請を行いました。しかし、ハローワーク相談員の緊急増員、雇用保険への加入(雇用主への徹底)、住宅の緊急確保などまだまだ解決しなければならないことは山積しています。
 3月群馬労働局発表の県内雇用状況は、6月までに67事業所4,275人失職(上毛新聞・毎日新聞など4/1報道)となっており、「派遣村」を閉村するどころか、この運動を一層強めなければいけない情勢です。
       
【決まったこと】
①「ぐんま派遣村実行委員会」は、その後の対応もあるので、呼びかけ人の賛同も得て「継続」すること。
②「ぐんま派遣村基金」を創設する。基本的には生活保護申請までのつなぎ資金、生活困窮者へのつなぎ資金として。医療費未払いへの対応。地域での派遣村実行委員会への援助などに活用する。
③上記との関係で、以下のことを引き続き呼びかけることとします。
  *派遣村募金を引き続き呼びかける
  *「石けん」「テレホンカード」「使い捨てカミソリ」を集める。団体ごと、ないしは群馬県社会保障推進協議会へ
  *電化製品や家財など「登録型」で受け付けます。その際、メールアドレスがあれば情報も流すので、登録していただく。
④地域での取り組みが重要なことから「それぞれの地域」での「派遣村」を立ち上げる取り組みを強めること。(すでに沼田・伊勢崎・太田市で準備中)
⑤群馬貧困ネットワークの立ち上げ、生活と健康を守る会の立ち上げを追及していく。その際に、生活保護制度の仕組みなど学習を強め、その必要性を高めていく。

以上の方向性を確認しました。

  


Posted by harada at 17:03Comments(0)実行委員会

2009年04月17日

第3回実行委員会のお知らせ

4月24日(金)19時より第3回実行委員会を開催します。

実行委員会では
○26日「ぐんま派遣村」の総括
○「派遣村」基金の立ち上げ(生保支給までの繋ぎ資金や入居用貸付資金など)
○地域派遣村開催の検討
○第2回ぐんま派遣村開催の検討

などを話し合う予定です。

  


Posted by harada at 13:40Comments(0)実行委員会

2009年04月09日

職や住まいを失った方々への支援の徹底について

ぐんま派遣村の前に、厚生労働省から以下の通達が出されていました。
皆さんはどう読みますか?

社援保発第0318001号
平成21年3月18日

  都道府県
各 指定都市 民生主管部(局)長
  中核市
厚生労働省社会・援護局保護課長

 職や住まいを失った方々への支援の徹底について

 雇用失業情勢が厳しい中、全国的に生活保護受給者の増加傾向が続いており、昨年12月の被保護実人員は約16O万人となっている。今後、景気がさらに後退すれば、職や住まいを失い、生活に困窮する方がさらに増加すると考えられる。
 政府では、昨年末以降、職や住まいを失った方々の住居の確保や生計の維持等のための支援に全力で取り組んでいるところであるが、これらの施策を講じてもな
お生活に困窮する方は生活保護の開始の申請に至ることが考えられる。
 各実施機関においては、生活に困窮する方々を早期に発見し、本人の事情や状況に応じた支援を関係機関と連携して迅速に実施することが必要である。このため、今般、下記のとおり、特に支援に当たって徹底していただきたい事項をとりまとめたので、各自治体におかれては、ホームレス対策担当部局等と連携の上、これらの施策の充実に努められたい。

                 記

1 今後の生活困窮者の増加に対応するために実施すべき事項

(1)福祉事務所の体制整備
 各自治体においては、今後の生活困窮者の増加に適切に対応するため、福祉事務所の人員体制の強化を検討されたい。特に、ケースワーカーの増員を図るだけで
なく、事務補助員、就労支援専門員等の体制を充実することも併せて検討されたい。
 厚生労働省においては、人員体制の整備について、セーフティネット支援対策等事業費補助金により10分の10の国庫補助による支援を実施しているところである。
また、別添のとおり、政府全体の取組として雇用機会の緊急確保のため緊急雇用創出事業等が実施されており、この事業の取組例の1つとして「生活保護制度円
滑実施支援事業」をお示ししているところである。これらの施策により、福祉事務所の人員体制の整備について財政的支援を受けることも可能であることから、その活活用を積極的に検討されたい。
 また、各自治体においては、生活保護の申請の急増時などに臨機応変に適切な人員体制がとれるよう、あらかじめ応援体制等について検討されたい。

(2)他法他施策等の情報提供の徹底
 ハローワーク等の関係機関においては、離職者に対する支援の充実が図られている。具体的には、ハローワークにおいては、社員寮等の退去を余儀なくされた方
々への住宅確保等のための相談支援(雇用促進住宅への入居あっせん並びに住宅入居初期費用、家賃補助費及び生活・就職活動費の資金の貸付に関する相談)を実施している。また、入居可能な公営住宅及び独立行政法人都市再生機構の賃貸住宅(UR住宅)の情報も提供している。
 このため、保護の実施機関においては、ハローワーク等と日ごろから「顔の見える関係」を構築し、相談者のニーズに応じて、ハロー一ワーク等の窓口に相談者を確実につなぐとともに、就職安定資金などの他施策についての情報の提供を行うなど必要な支援を行われたい。

(3)都道府県等によるホームレス自立支援センターやホームレス緊急一時宿泊事業(シェルター)の実施の強化
 ホームレスに対して地域の実情に応じ、ホームレス自立支援センターやホームレス緊急一時宿泊事業(シェルター)の実施などの対策がとられており、直ちに借家等で自活する事が困難であるが就労意欲と能力のある者については、ホームレス自立支援センター等において支援を行う必要がある。
 これらの施設は既存建築物等を活用し、又は借り上げて設置することについてもセーフティネット支援対策事業費補助金の補助対象としたところである。各自治体においては、今後の生活困窮者の増加に備えて、早急にこれらの施設の整備に取り組まれたい。

(4)現在地保護の徹底
 生活保護法(以下「法」という。)第19条第1項第2号は、「居住地がないか、又は明らかでない要保護者であつて、その管理に属する福祉事務所の所管区域内に
現在地を有するもの」について、その福祉事務所が保護を決定し、実施するものと定めている。
 このため、「住まい」のない者については、その現在地を所管する保護の実施機関が生活保護の申請を受け付けることとなる。なお、申請の後、保護を決定するに当たっては、法第30条において「生活扶助は、被保護者の居宅において行うものとする。ただし、これによることが適当でないとき、(中略)被保護者を救護施設、更生施設若しくはその他の適当な施設に入所(後略)」とされていることから、アパートや施設などに居住していただくこととなる。
 また、保護の実施機関においては、相談者の意に反して他の自治体への移動を勧める行為は認められないものであり、相談を受けた現在地の実施機関が必要な支
援を行われたい。

(5)生活困窮者の早期発見
 生活困窮者の中には、極度に困窮した状態になるまで行政機関等に相談することがなく、結果として労働施策や福祉施策等による支援を受ける時間的余裕がない
者もいる。このような方については、本来、その前段階で、行政機関等が生活相談を実施し、必要な公的支援を紹介又は実施することが必要である。
 このため、保護の実施機関においては、保健福祉部局及び社会保険・水道・住宅担当部局、ハローワーク、求職者総合支援センター等の関係機関並びに民生委員・児童委員との連携を図り、生活困窮者の情報が福祉事務所の窓口につながるような仕組みづくりを椎進されたい。

2 保護の申請から保護の適用までの対応

(1)居宅生活の可否についての判断
 住居を喪失した者に対して生活保護を適用するに当たっては、申請者の状況に応じた保護を行うため、まず申請者がどのような問題(身体的・精神的状況のほか、日常生活管理能力、金銭管理能力、稼働能力等)を抱えているのか十分に把握する必要がある。
 特に、保護を適用する際に、居宅生活が適当であるのか、福祉的な援助等が必要であるため、保護施設等又は自立支擾センターへの入所が適当であるのかを判断するために、アセスメントを十分に行われたい。なお、住宅扶助費として敷金等を受給できる者は、居宅生活ができると認められる者に限られるので留意されたい。

(2)住居の確保等についての情報提供及び関係機関との連携
 居宅生活が可能と認められる者による住居の確保を支援するため、各自治体においては、例えば、不動産関係団体と連携し、住居を喪失した者や保証人が得られ
ない者に対してアパート等をあっせんする不動産業者の情報を収集するなど、必要に応じて、住居に関する情報を提供できるよう、その仕組みづくりに努められたい。
 また、「直ちに居宅生活を送ることが困難である」と判断された者や、居宅生活が可能か否かの判断ができない者については、施設等における支援が、一定の期間、必要である。このため、各自治体においては、ホームレス自立支援センターやホームレス緊急一時宿泊事業(シェルター)等の必要な施設の確保を図るとともに、関係部局と連携を図られたい。

(3)適切な審査の実施
 生活保護の決定に当たっては、急迫の場合を除き、通常の手順に従って必要な審査を行った上で、法定期間内での適切な処理に努める必要がある。
 特に、稼働能力の活用の判断に当たっては、保護の実施要領の規定に従い、(1)稼働能力があるか否か、(2)その稼働能力を前提として、その能力を活用する意思があるか否か、(3)、実際に稼働能力を活用する就労の場を得ることができるか否か、により判断することとなる。
 したがって、単に稼働能力があることをもって保護の要件を欠くものではないが、一方で、実際に稼働能力を活用する就労の場を得られるにもかかわらず職に就く
ことを拒んでいる場合は保護の要件を欠くこととなる。このため、本人の生活歴・職歴等を聴取し、本人の稼働能力に見合った就労の場が得られるかどうかについて十分見極め、必要な支援を行われたい。

(4)保護の開始決定における留意点
 保護の開始決定に当たっては、特に次の点に留意されたい。

 ア 保護の開始決定は、申請者の住居が確保されたとき(アパート等に入居したとき、又は入居できることが確実になったとき)以降、又は施設等に入所したとき以降に行うこと。なお、住居が確保されていないことを理由として保護申請を却下することはできないものであること。

 イ 保護の開始日は、申請日以降であって、要保能状態にあると判定された日とすることとしている。したがって、申請日以降に他の支援等により一定期間要保護状態になかったことが明らかである場合等を除き、通常、その申請日が保護の開始日となることに留意すること。その際、生活扶助費については第1類及び第2類の表に掲げる額並びに加算額等を合算した額を計上すること。

 ウ アパート等の住居を確保するまでの間に、一時的にカプセルホテル、簡易宿泊所等に宿泊した場合、これらの宿泊料については、当該月のアパート等の家賃に要する額と合算して、1か月の住宅扶助費の基準額の範囲内で支給して差し支えないものであること。

3 保護の適用後の就労支援の実施

 生活保護制度への国民の信頼を確保するためには、被保護者の就労支援を徹底し、自立を助長することが不可欠である。
 とりわけ、離職者の大多数は「就労の能力」や「就労の意思」を有していると考えられる。このため、離職者である生活保護受給者が「就労の場」を得ることができるよう、就労支援専門員等による就労支援をきめ細かく実施するとともに、ハローワーク等と連携し、生活保護受給者等就労支援事業や自立支援プログラムなどを活用されたい。その際、各自治体においては、就労支援専門員等の配置を推進されたい、
 なお、就労支援専門員等の支援を拒み、かつ積極的に「就労の場」を得る努力をしない者については、保護の要件を欠くものであり、法第27条に基づく指導指示を徹底することが必要である。さらに、指導指示に違反する場合は、保護の停廃止を含めた厳格な対応を検討されたい。  


Posted by harada at 13:17Comments(0)資料