09年3月26日に行われた「ぐんま派遣村」と その後の地域派遣村の情報を発信していきます
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harada
ぐんま派遣村では事務局の一員としてみなさまに大変助けられました。
今度は経験をそれぞれの地域で活かしてもらえればと思っています。
地域独自の「派遣村」を創っていってほしいとの立場からお手伝いしていきます。

本業は、病院事務です(確か・・・)

2009年03月24日

ぐんま派遣村ニュース(3/23)

みなかみ町から「助けてくれ」と電話
◆みなかみ町の54歳の男性から電話で、「お金がなく困っているどうにか助けてくれ」と連絡あり。
 2月に東京で職を失い、知人を頼って、みなかみへ。知人宅をあっちこっち転々。布団を持ちあるく、荷物少々。
 今も1週間いるので、出なければいけない。
 →みなかみ町在住の呼びかけ人、穂苅さんに連絡で、明日迎えに行ってくれることになりました。

20日~21日 派遣村パトロール隊90人行動
教会寺院・商店街・コンビニ・公園など200以上訪問

――前橋・高崎地域を中心に 宣伝カーの流し運行5台――

「ぐんま派遣村」実行委員会は、20日(午前・午後・夜)~21日(午前・午後)に、23組、90人が参加して、前橋・高崎地域を中心に、「ぐんま派遣村」のチラシ配布とポスターの貼りだし、公園・駅などで過ごしている人達に、参加の呼びかけを行いました。
前橋の群馬中央医療生協会館に集合して、打ち合わせを行い、公園・コンビニ・商店街・教会・寺院・銭湯・駅構内・公民館など200カ所以上を訪問しました。
そのうち、報告のあった23日午前現在で、チラシ1000枚以上を配布でき、130カ所以上でポスター掲示の協力・内諾がありました。多くが好意的な対応で、「派遣村」をよく知っていました。
20日夜の行動では、前橋公園や広瀬川付近と高崎駅をパトロールしました。
障害者用トイレでは食事をした跡があったり、実際に声かけができたりしました。
高崎駅では「会場まで行く手段がない」といわれ、当日高崎駅からバスを出すことにしました。
今回の行動で、ポスターが足りなくなり、急遽増し刷りしています。

 訪問での対話や特徴
◆ 24時間営業書店=それらしき人が来ている。

◆ 展望休憩所下の河川敷に女性のホームレス(5~60代)の人は、
 普段は新前橋駅で寝ていて、所持金はない。歯は3本。
 新聞で読んで派遣村の事を知っていて「私も行っていいのか」と聞いてきた。
 当日参加する様子。テレカを持っているので緊急の連絡は取れる。困ったら連絡するよう伝言した。

◆展望台前を通りかかった男性は、自転車に荷物をいっぱい積んでいる。
 「派遣切りの人を見かけませんでしたか」と聞くと、「俺がそうだ」と言った。

◆ コンビニの若い店員だけが「派遣村」を知らなかったが、他は「派遣村」というとすぐわかった。
 「新聞に出ていましたね」と対応あり。本屋では「そのような人を見かける」と。

◆ 高崎のある寺では26歳の男性が来て、
 「妻の葬儀をして欲しい。金は無いが」と申し出てきた。
 「職を失い、二人で努力してきたが、妻が疲れたといって首をつった」と。
 住職は「やらせていただく」と葬儀をしたという。

◆訪問先がほとんど好意的だった。寺を訪ねたところ、こういう場所は昔から人助けの場所になっている。

◆コインランドリー・パンや・自転車屋さんでは非常に好意的。

◆FM群馬では、当日現地に取材に行きますとのこと。

◆あるパン屋さんでは、店主・奥さんとも朝6時に店を開けると、待っていたように「パンの耳」を買い求める40代の人がいる。
 生活に困っている様子を強く感じる。最近は新しい顔ぶれも来ている。我が家でも生活がかかっていて相談に行きたい。

◆宣伝カーで流しながらの訪問行動。「派遣村」への通行人の注目が強く感じられた。

◆前橋教会では、一日10食位毎日のように食事に来る人がいる。
 一ヶ月にすると300食ほど提供している。
 この人達は以前からホームレスで、この教会を当てにして暮らしている。
 金銭は提供しない。食事は夜の11時くらいまでくることがある。

「よくぞ計画してくれた ボランティアに」の手紙届く
 
「よくぞ計画してくれた」の感があります。お世話様になります。
20日、21日の連休には、子や孫が墓参りに出かけ手くるので留守にできません。
彼らの日常の厳しい行方も案じられるところです。一緒に参加できればと考えたりしましたが、親の思うようにはなりません。
26日は、便乗させて貰える足の都合で、午前・午後・通しいずれでも結構です。
今集約中の新日本婦人の会に申し込んであります。通してのお手伝い願います。
実際には、諸機能の低下で手足まといになるかもしれないし、カンパ要員としても役立ちにくい経済状況にあります。
でも許し難いこの格差社会の構造、テレビや新聞からの認識だけではなく、この眼で肌で受けとめたいと思っています。
お手数ながらよろしくお頼みします。頑張りましょう。

嬬恋村から 「住居提供」の申し入れ
派遣村専用電話に、「嬬恋村の篠原さん」から電話。
「我が家の2階が空いている(6畳間3つ、トイレあり)。
前橋にこだわらない人なら、住んでもらってもよいので提供したい」
「お金をもらおうとは思っていない」
「嬬恋も、これから観光業や農家などの仕事が出てくるので、やっていけるのでは」
と、居住施設提供の申出がありました。
 篠原さんとしては、子ども連れの困窮者にとくに使ってほしいが、それ以外でもOKということです。
ただし、この家には篠原さん(独身)が居住しており、共同生活ではないものの、一緒に住むことになります。
 篠原さんの提案に感謝しつつ、「派遣村」当日だけでなく、それ以後も、希望者がいたらあらためて連絡することにしました。
<ご希望の方は事務局へ連絡をお願いします>

高崎駅から派遣村へのバスが出ます
 9時30分に出発して西口と東口の両方を回りますので、是非広めてください。

事務局より  チラシ・ポスターの反応広がる

県労会議に1名、東京で職がなく、本庄まで来て探したが仕事が見つからないので前橋まで歩いてきたとのこと。他の相談の電話の最中だったため、「そんなに迷惑をかけるのでは」といなくなってしまった。
◆館林地区労会議前議長・坂口克彦さんからカンパ5万届く。
◆ボランティア100名を超す勢い

今後の活動・事務局日程

  3月23日(月) 伊勢崎・佐波地区 第2回お知らせ隊 13:30~ 
            実行委員会 責任者会議 13:00~
            ◆当日の運営と分担などの最終確認を行う。
    24日(火) ボランティア登録締め切り
    25日(水) 事前準備  13:00 県労会議事務所集合
    26日(木) 「ぐんま派遣村」開村  10:00~17:00
     事務局集合 AM8時  ボランティアは9時から前橋公園で受付を

当日、派遣村の宣伝・募金訴えを県庁・市役所・前橋駅に
 26日当日、道行く人にも、派遣村をやっていること、またその意義を宣伝・募金も訴えることにしました。
当日は宣伝カーも3台フルに運航する予定です。
 高崎駅には9:30に「相談者」の迎えに、急きょ大型車を用意することにしました。


ボランティア参加者へ
 当日、9時に前橋公園南口に集合です。駐車場は「グリーンドーム前橋」の西側(利根川沿い)に駐車をして下さい。

「ぐんま派遣村」目標 募金100万円 ボランティア100人
  
  募金 587,399円  ボランティア登録 145人 <3月23日現在> 

◆26日のボランティアは、朝18名 午前中に127名、午後114名が登録されています。
ボランティア続々と登録(事務局は嬉しい悲鳴)



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Posted by harada at 22:43│Comments(0)ニュース
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